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エクセルの功罪

仕事で最も使われるソフトであるExcelは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)にメリットとデメリットをもたらします。

スプレッドシートを使う

ありがたいExcel

仕事でパソコンを使う際、計算したり表を作ったりでExcelを扱う事が一番多いと思います。

Excelは「表計算」の枠を超え、グラフやクロス集計( → ITリテラシー研修@名古屋 で強化へ)の他、データ分析・統計( → データサイエンス入門研修@名古屋 で強化へ)の機能も加え、万能ツールとなっています。

かつて電卓を片手に紙とペンでアナログに作業していた仕事風景も、パソコン内のExcelでデジタル化しました。

しかし、Excel作業だけでDXとは言えません。なぜなら、Excelで作ったファイルは、関係者と連絡を取ってメール等で受け渡しするアナログな過程をはさむからです。

DXのステップとExcel

3段階を得てDXは達成します。

 

①最初はアナログ媒体からの脱却であるデジタイゼーションです。これはExcel等でファイルを作って書類管理から解放されたら完了です。

②次はデジタル媒体を受け渡すプロセスの電子化であるデジタライゼーションです。ここはExcelだけで実現せず、ファイルやデータの送受信・転記に人手をかけないRobotic Process Automationやシステム化が必要です。

国内の企業はExcelファイル作りに終始し、このデジタライゼーションに至らない非効率な状態にあります。海外の企業はこの点が進んでいるのです。

③最後がデジタルトランスフォーメーションで、クリエイティブな事業運営で高収益を得る企業へ変わるのです。ここに至るまでは遠い道のりですが、目指すべきビジョン(理想像)として意識したい所です。

 

別な視点からDXが進まない理由を探った こちら もどうぞ。

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